記憶にございません!三谷幸喜壁を越えたのか?
三谷作品
なんとなく気になっていたので観てきました。三谷作品の映画はあまり私には合わないものが多いのですが...。唯一好きなのは古畑任三郎シリーズだけです。果たして今回はどうだったのか?
キャストは豪華
フジテレビ開局60周年記念作品ということもあり名だたる俳優陣が名を連ねていました。今までの作品では名俳優を沢山呼んで内容のないものになりがちでしたが...。
ストーリー展開
記憶をなくした現職の総理大臣がしがらみがなくなったらどう指揮をとるのかっていうのがメインの流れです。残念なことに今回もストーリー自体はそれほどって感じでした。やっぱりいつもの三谷作品でした。三谷幸喜最高!!っていう人はいるのですかね?
コメディに走るなら
ところどころに笑いを突っ込んでくるのですがそれほど振り切っておらず中途半端なものでした。NHKのLIFEまでとは言いませんが、やるならもっとしっかりやってもらわないと笑えるものも笑えません。
キャラが立つ?
古畑任三郎のようにキャラが立っていてそれだけで押し切るわけでもなかった。総理役の中井貴一は周囲にへこへこしているだけで特に面白みもなかった。田中圭は"はるたん"って感じでした。田中圭らしくて観てておもしろかったです。
総評
観る前はなかなか楽しみにしていましたが、観終わったら人に勧められるレベルではなく、いつもの三谷作品でした。殻を破れてなかったです。製作陣はこれでいいと思っているのでしょうか?年配の方が観たら面白いのかもしれないです。座っているのが退屈なレベルではなかったですが面白くなかったです。以上